みかんせいじんにゃおぷのかなり個人的Blog
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トム・ダウドに出会えた事を感謝する
先日とりあげた映画トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男をやっと観に行くことが出来た。

平日のレイトショー、おまけにその日は別会場で細野晴臣氏×國崎晋氏(「サンレコ」編集長)という強力メンバーでのトークショーも行われていて、観客は僅かに5人。
カフェチェアーを並べた劇場はこじんまりしていて自宅で観ている様な、
そしてこの映画に相応しいラフ感があって好感を持った。
ホームシアターなんていうものを手に入れられたらこんな感じがいいという雰囲気。

途端に彼の語り口に惹きつけられた。
いわゆるUSのドキュメンタリーの作りで本人も語る。
話の内容もさることながら、話し方、表情、何より自分が関わってきた
アーティストを口にするほどに嬉しそうに話す彼に好感を持った。

そして彼が作り上げてきたもの、関わってきたこと。
濃密過ぎるのに納得が行く事もあれば、音楽とは到底関係のないところで積んだキャリアに驚くばかりだ。

彼に関わってきたアーティスト、仕事仲間の証言
彼について語る言葉も、ヒットした当時の映像や音楽を聴くたびに
じっくり曲を聞いてみたいと感じるし、ほとんどが曲名を知らずとも
耳にした事のある音楽であることが信じられない。

開拓されてきた技術
彼は恐らく技術を開発したというより、自分がやりたいことに対して素直に改良して行ったのだろうとしか思えないぐらい苦労があったことが表には見えない。
昔のコンソールがフェーダー式ではなかった事も驚きだがレスポールが作ったなんてことは知りもしなかった。

彼の印象的な「いとしのレイラ」をピアノを弾くように、そしてとても楽しそうにmixしていくシーンは音とアーティストを愛している彼の人間性を表していた。
彼は技術者であり偉大な音楽家でもあったという言葉は映像を観ていれば一目瞭然だ。

そしてエンジニアとはやはり技術だけ長けていても成り立たないと強く感じた。
それは音だけでなくどの技術者にもいえることではないだろうか。

彼と知りあった人々が彼を尊敬し、彼を誇りに思い、
彼は自分が関わった人々を愛する。
映像の中の彼は私の理想の人生を歩んでいるように見えた。

レコーディングの歴史の面でもとても興味深い事柄が多く、
彼が関わったアーティストを知る意味でも興味深く、
人生の先輩としても見習いたい人物の記録。
映画上映で終わらず、手元に映像を置いておけるようになる事を切望する。

人生の理想の先輩を見つけた と思えた。

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